経済産業省

電気主任技術者試験とは?難易度・合格率・年収を詳しく解説!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
電気主任技術者

電気主任技術者試験は、高い専門性を持つ電気設備の保安管理を行うための国家資格を取得する試験です。

この資格は、電気関連のキャリアを目指す方にとって非常に重要であり、高い需要と安定した収入を得られることから、多くの人がチャレンジしています。

しかし、試験の難易度や合格率、取得後の具体的な年収などについては、事前にしっかりとした情報を持つことが大切です。

この記事では、電気主任技術者試験の難易度、合格率、取得後の年収までを詳しく解説します。

これから受験を考えている方や、資格取得後のキャリアを検討している方にとって、役立つ情報をお届けします。

電気主任技術者試験とは?

電気主任技術者

電気主任技術者試験は、電気設備の保安監督を行うための国家資格試験です。

第一種から第三種まであり、管理できる設備の規模が異なります。

資格取得後は高い需要と安定した収入が期待されます。

試験の目的と役割

電気主任技術者試験は、電気設備に関する高度な知識と技術を持つ人材を育成し、認定するための国家試験です。

この試験の目的は、電気設備の安全な運用を確保し、事故やトラブルを未然に防ぐことにあります。

電気設備は工場や発電所、ビル、施設など、私たちの生活や産業基盤を支える重要なインフラです。

そのため、電気主任技術者は、電気設備の異常を早期に発見し、適切な対応を行うことが求められます。

また、電気関連の法律や規則に基づき、設備の点検や保守、運用計画の管理を行う重要な役割も担っているのです。

資格を取得することで、電気設備の保安監督者として活躍できるため、電力業界だけでなく、製造業や建設業など幅広い業界で必要とされる存在となります。

資格区分と対象業務

電気主任技術者試験は、取り扱う電気設備の規模や対象に応じて、第一種、第二種、第三種の3つに区分されています。

第一種は、電圧制限がなく、非常に大規模な発電所や工場など、あらゆる電気設備を管理することが可能です。

第二種は、電圧170kV未満の中規模設備が対象で、主に地方の発電所や中型工場で活躍する資格です。

そして、第三種は、電圧50kV未満の小規模設備を管理できる資格で、資格取得の入り口として最も受験者が多い試験。

各区分で求められる知識や試験範囲は異なり、高い区分ほど深い専門性が必要です。

そのため、第一種や第二種は特に難易度が高く、合格することでキャリアの幅が大きく広がります。

資格の需要と魅力

電気主任技術者は、電気設備の運用が必要なあらゆる業界で需要が高い資格です。

特に、工場、発電所、ビル管理会社などでは、法律に基づき一定規模の電気設備に対して電気主任技術者を配置することが義務付けられているため、資格保有者は常に必要とされています。

また、資格を取得することで、企業内での昇進や転職に有利になるほか、待遇が向上するケースが多い点も魅力の一つです。

さらに、電気主任技術者は独立することも可能であり、フリーランスとして複数の企業や施設を契約して収入を得る働き方もあります。

このように、資格取得後は安定した需要と高収入が期待できるため、取得を目指す人が後を絶ちません。

電気主任技術者試験の難易度

電気主任技術者 難易度

試験の難易度は、取得を目指す資格のレベルによって大きく異なります。

以下で各試験の難易度を詳しく見ていきましょう。

試験範囲が非常に広い

電気主任技術者試験は、電気理論や電力、機械、法規といった分野から幅広く出題されるため、全科目を均等に学習する必要があります。

これらの分野はそれぞれに専門性が高く、特に未経験者や初心者にとっては困難に感じる部分も多いです。

例えば「理論」では電気回路や電磁気学の知識が「機械」では発電機やモーターの構造や動作原理の理解が求められます。

また「法規」では電気関連の法律や規則の暗記が必要で、実務経験がないとイメージしにくい内容も含まれています。

さらに、第一種や第二種になると、試験範囲がより広く、問題も難解になるため、学習量が膨大になるのです。

試験範囲が広いため、苦手分野を残したままでは合格が難しく、全体をバランスよく学習することが求められるのが特徴です。

各種試験の難易度の違い

電気主任技術者試験は、第一種、第二種、第三種の3つに区分され、それぞれ難易度が異なります。

第三種は最も基礎的な試験で、受験者数が多く、合格率は例年8〜10%前後です。

試験範囲は「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目で構成されており、未経験者には理論や計算問題が特に難しいとされています。

一方、第二種は第三種に比べて試験範囲が広く、専門性が高まりますが、合格率は一次・二次試験を合わせて20%前後と第三種より高めです。

ただし、記述式の二次試験では実務を想定した応用力が問われ、多くの受験者がここで苦戦します。

第一種はさらに難易度が上がり、合格率は10%以下です。

第一種は試験範囲が最も広く、問題も非常に難解で、特に高度な技術や実務知識が求められるため、受験者によって結果に差が出やすい試験です。

このように、上位資格ほど専門性が高く、難易度も上昇しますが、その分取得後のメリットも大きくなります。

合格には長期的な学習が必要

電気主任技術者試験は、範囲の広さと問題の難易度から、合格には長期的な計画と継続的な学習が必要です。

短期間での合格を目指すのは困難であり、多くの受験者が1年以上の学習期間を設けています

特に、社会人受験者が多く、仕事と両立するために限られた時間を効率的に使う工夫が求められます。

独学での合格も可能ですが、試験範囲が広いため、通信講座や予備校を活用して効率的に学習する方も少なくありません。

また、過去問を繰り返し解いて出題傾向を把握することが重要です。

第一種や第二種では、一次試験と二次試験の両方に合格する必要があるため、長期のスケジュールを立てて計画的に学ぶことが不可欠です。

モチベーションを維持しながら学習を進めることが、合格の鍵となります。

電気主任技術者試験の合格率

電気主任技術者 合格率

試験の合格率は、毎年変動しますが、全体的に低い傾向があります。

以下は、各試験区分ごとの合格率の目安です。

電験三種の合格率と特徴

電験三種は、電気主任技術者試験の中で最も受験者数が多い試験です。

例年の合格率は8〜10%程度で推移していますが、これは科目合格制度があるにもかかわらずの数字であり、決して簡単な試験ではありません。

試験は「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目で構成されており、全科目に合格する必要があります。

特に、理論科目では数学や物理の基礎知識が問われ、未経験者には難しく感じる部分が多いです。

また、社会人受験者が多いため、時間を確保して計画的に勉強を進めることが合格の鍵となります。

受験者の多くが複数年かけて合格を目指しており、科目合格制度を活用して少しずつ合格科目を増やしていく方法が一般的です。

学習範囲が広い試験ですが、毎年の出題傾向を把握し、過去問を徹底的に解くことで合格率を上げることができます。

電験二種の合格率と難関ポイント

電験二種の合格率は、一次試験と二次試験を合わせて例年20%程度とされていますが、試験の難易度は高く、試験範囲の広さと専門性が特徴です。

一次試験では「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目が出題され、第三種と内容は似ていますが、より高度な知識が求められます。

特に「機械」と「電力」は計算問題が多く、深い理解が必要です。

一次試験は比較的突破しやすいものの、二次試験が大きな難関となります。

二次試験は「電力・管理」と「機械・制御」の2科目が記述式で出題され、応用力と実務を想定した問題解決能力が問われます。

そのため、単なる暗記では対応できず、問題の意図を正確に読み取り、論理的に回答する力が必要です。

また、二次試験では合格基準を満たす得点を取れない受験者が多く、ここで大半が不合格となります。

試験を突破するには、過去問を繰り返し解き、記述対策を徹底することが重要です。

電験一種の合格率の低さと背景

電験一種は電気主任技術者試験の中で最難関とされ、最終合格率は10%以下と極めて低いです。

受験者の多くは実務経験者であり、電気工学や関連分野に精通したプロフェッショナルですが、それでも合格率が低いことから、この試験の難易度の高さがわかります。

試験範囲は非常に広く、二種の内容を完全に理解した上で、さらに高度な知識や応用力を求められる問題が出題されます。

一次試験では四肢択一形式の問題が出題されますが、二次試験では記述式の論述問題が中心となり、現場での実務を想定した高度な回答が求めらるのです。

さらに、合格者数が少ない背景には、資格の希少性や高度なスキルを持つ人材の篩い分けが目的とされていることも挙げられます。

電験一種に合格するためには、数年間にわたる計画的な学習と、専門知識を実務でどう活かすかを考える力が必要です。

電気主任技術者の年収

電気主任技術者 年収

資格を取得した後の年収は、働く場所や経験年数によって異なります。

以下に、電気主任技術者の年収の目安を示します。

電験三種取得者の年収

電験三種を取得した場合、年収は働く業界や企業の規模によって異なりますが、初任給は350〜450万円程度が相場とされています。

特に、電気設備の保守や管理を行う企業では、電験三種取得者に対して資格手当が支給されることが一般的です。

資格手当は毎月2〜5万円程度が相場で、これにより年収が大きく向上します。

また、経験を重ねることで年収はさらに上昇し、主任技術者や管理職に昇進することで、500〜600万円以上も目指せます。

電験三種は、電気主任技術者試験の中で最も取得しやすい資格ですが、それでも企業にとって信頼度の高い資格であり、特に中小企業では即戦力として重宝されるケースが多いです。

さらに、工場やビル管理会社など、電気主任技術者が必要不可欠な職場では、資格保有者の需要が高いため、安定した収入を得やすい資格と言えます。

電験二種取得者の年収

電験二種を取得した場合、年収は500〜700万円程度が目安となります。

電験三種と比べて管理できる電気設備の規模が大きくなるため、企業にとって二種取得者はより高度なスキルを持つ人材として評価されるのです。

特に中規模以上の発電所や工場、大型施設などで働く場合、資格手当が月5〜10万円程度に設定されているケースもあり、基本給に加えて収入が大きく上乗せされます。

また、管理職や主任技術者のポジションに就くことも多く、役職手当が加算されることで、年収が800万円以上に達することもあります。

二種は試験の難易度が高く、合格率も低いことから、資格保有者が少なく、希少性が高い点も特徴です。

そのため、転職市場でも有利な資格とされており、特に電力業界やエネルギー関連の企業で高い需要があります。

電験一種取得者の年収

電験一種を取得した場合、年収は700〜1000万円以上が目安となります。

電験一種は、電気主任技術者試験の中で最難関資格であり、取得者が非常に少ないため、企業からの評価が非常に高い資格です。

特に、大規模な発電所や工場、電力会社での管理職やエンジニアリングのポジションにつくケースが多く、役職手当や資格手当を含めた高収入が期待できます。

また、電験一種取得者は、現場監督者としての責任が大きいだけでなく、技術コンサルタントや独立したフリーランスとして複数の企業と契約し、高額な収入を得る働き方も可能です。

さらに、電験一種は国際的にも評価される資格であり、海外プロジェクトや外資系企業でも活躍の場があります。

高度なスキルと実務経験を持つ一種取得者は、電気業界でのキャリアパスの頂点に立てる資格保有者と言えます。

電気主任技術者資格を取得するメリット

電気主任技術者 メリット

電気主任技術者資格を取得することで、収入やキャリアアップ、安定した需要、独立やフリーランスとしての活躍など、幅広いメリットが得られます。

キャリアアップと収入の向上

電気主任技術者資格を取得することで、企業内でのキャリアアップが期待できます。

この資格は法律で定められた専門資格であり、取得すれば電気設備の管理責任者として重要な役割を担うことができます。

資格保有者には資格手当が支給されることが一般的で、毎月2~10万円程度の手当がつく場合もあるのです。

また、管理職に昇進しやすくなるため、基本給や役職手当も増加し、年収が大幅に向上する可能性があります。

さらに、電験二種や一種といった上位資格を取得すれば、大規模な施設や発電所での責任あるポジションに就ける可能性が広がり、年収1000万円以上を目指すことも可能です。

このように、電気主任技術者資格は収入面でもキャリア面でも大きなメリットをもたらします。

需要の高い専門職としての安定性

電気主任技術者資格は、法律で定められた国家資格であり、一定規模以上の電気設備を運用する施設には必ず資格保有者を配置する義務があります。

そのため、ビル管理会社、工場、発電所など、多くの業界で需要が高い資格です。

特に、資格保有者が少ない地方や特定の業界では、非常に重宝されるため、就職や転職の際に大きなアドバンテージとなります。

また、資格保有者には安定した雇用が保証されやすく、不況時でも比較的影響を受けにくい職業と言えます。

さらに、企業にとって資格保有者は法令遵守を担う重要な存在であるため、信頼される人材として長期的な雇用が期待できるのです。

このように、電気主任技術者資格は需要が安定しているため、将来性のある職業といえます。

独立やフリーランスとしての活躍の可能性

電気主任技術者資格を取得することで、独立やフリーランスとして働く道も開けます。

特に、電験一種や二種の保有者は、大規模な施設や発電所の管理責任者として働くことができ、企業と直接契約して高収入を得ることが可能です。

例えば、資格を活かして複数の企業と業務委託契約を結び、自分のペースで働くこともできます

また、フリーランスとして働く場合、資格保有者が少ない地方や特定の分野では希少価値の高い人材として高額報酬が期待できます。

さらに、独立後は電気に関するコンサルティング業務や技術指導、設備設計など、多岐にわたる仕事を請け負うことが可能です。

このように、電気主任技術者資格は一企業に依存しない働き方を選択できる点でも大きなメリットがあります。

電気主任技術者試験を突破するための勉強法

電気主任技術者 勉強

試験突破には、効率的な勉強法が欠かせません。

まずは試験範囲を把握し、過去問を活用して出題傾向を分析することが重要です。

試験範囲を把握して計画を立てる

電気主任技術者試験を突破するためには、まず試験範囲を正確に把握し、学習計画を立てることが重要です。

試験は「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目で構成されており、それぞれに異なる専門知識が求められます。

特に、理論は数学や物理の基礎が問われ、これが苦手な人は最初に克服する必要があります。

一方で、法規は暗記中心の学習が求められるため、早めに取り組むことで得点源にすることが可能です。

まずは、過去問や公式の試験範囲を確認し、どの科目にどれくらいの学習時間を割くべきかを計画します。

長期間の学習になるため、無理のないスケジュールを立て、毎日の学習時間を確保することがポイントです。

学習進捗を管理するために、月ごとや週ごとの目標を設定すると、効率よく試験対策を進めることができます。

過去問を活用して出題傾向を分析する

過去問を活用することは、電気主任技術者試験対策で最も重要なステップの一つです。

試験では、毎年出題される分野や問題形式に一定の傾向があります

そのため、過去問を繰り返し解くことで、頻出分野を把握し、効率的に学習を進めることができます。

特に、計算問題は似たようなパターンで出題されることが多いため、過去問を解いて公式や解法を身につけることが得点力向上につながるのです。

また、過去問を解く際には、単に答え合わせをするだけでなく、間違えた問題を徹底的に分析し、どの知識や公式が不足しているのかを明確にしましょう。

さらに、過去問から時間配分の練習をすることも大切です。

本番を想定して制限時間内に解く練習を繰り返すことで、試験当日に焦らず回答できる力が身につきます。

苦手分野を重点的に克服する

電気主任技術者試験を突破するためには、自分の苦手分野を早期に洗い出し、重点的に対策を行うことが重要です。

例えば、理論科目であれば電磁気学や交流回路の分野、機械科目であればモーターや発電機の仕組みが苦手な人が多い傾向にあります。

まずは過去問や模擬試験を解き、どの分野で点数が取れていないのかを明確化します。

その上で、苦手分野に特化した参考書を使ったり、動画講座や解説書を活用して理解を深めると効果的です。

また、苦手分野は放置するとモチベーションが下がる原因にもなるため、早めに取り組むことが大切です。

毎日の学習時間の一部を苦手分野に充てるように計画を立て、少しずつ克服していきましょう。

苦手分野を得意分野に変えることが、試験全体の得点力を底上げするカギとなります。

学習ツールや教材を活用する

電気主任技術者試験では、効率的に学習を進めるためのツールや教材の活用が欠かせません。

市販されている参考書や問題集はもちろん、近年ではオンライン講座や学習アプリも利用者が増えています。

例えば、過去問を解説付きで提供している問題集や、動画で解説を行う教材は、独学での理解を助けるために非常に役立ちます。

また、科目ごとに特化した書籍を使うことで、苦手分野を集中的に克服できる点も魅力です。

さらに、スマートフォンアプリを使えば、通勤時間やスキマ時間を活用して効率的に学習を進められます。

学習ツールを選ぶ際には、自分の学習スタイルに合ったものを選ぶことがポイントです。

これらのツールを最大限に活用することで、短期間でも効率よく試験範囲を網羅することが可能となります。

継続的な学習習慣を身につける

電気主任技術者試験は、試験範囲が広く、長期間の学習が必要な試験です。

そのため、継続的な学習習慣を身につけることが合格への近道となります。

試験勉強は、最初の数週間は集中できても、時間が経つにつれてモチベーションが低下してしまうことがあります。

これを防ぐためには、毎日決まった時間に学習する習慣をつけることが大切です。

また、学習の進捗を確認できるチェックリストを作成し、目標を達成するたびに達成感を得る工夫も効果的です。

さらに、学習に行き詰まったときは、過去問を解いて自分の成長を実感したり、勉強仲間を作ることでモチベーションを維持できます。

毎日の小さな積み重ねが試験合格につながるため、無理のない学習スケジュールを立て、習慣化することを心がけましょう。

まとめ

電気主任技術者試験は、電気設備の保安監督を行うための国家資格を取得する重要な試験です。

資格は「第一種」「第二種」「第三種」の3つに区分され、管理できる電気設備の規模や役割が異なります。

この資格を取得することで、企業内でのキャリアアップや収入向上が期待できるほか、法律で資格保有者の配置が義務付けられているため、安定した需要が保証されています。

また、独立やフリーランスとして働く可能性も広がり、自由な働き方を選択できる点も大きな魅力です。

試験は「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目が出題され、分野ごとに高い専門性が求められます。

そのため、合格には長期的で計画的な学習が不可欠です。

効率的に勉強を進めるには、試験範囲を正確に把握し、過去問を活用して出題傾向を分析することが重要です。

また、苦手分野を重点的に克服し、学習ツールや教材を活用することで理解を深めることが求められます。

さらに、継続的な学習習慣を身につけることで、モチベーションを維持しながら試験対策を進められるでしょう。

この記事を参考に、試験対策の計画を立て、合格への第一歩を踏み出してみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す


*